4K 動画
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4K動画解説
近頃4K放送の話題をよく耳にすることが多くなってきました。この4Kって画質がよくなるんだろーなーと、ぼんやりわかるのですが、つまり何がすごいのか?ちょっと調べてみました。「4K」というのはいままでのフルハイビジョンとは比べ物にならないほど高繊細な画質、フルハイビジョンの4倍ということになります。
①4K動画の解像度
それでは、もう少し具体的な数値を見てみましょう。
SD:720×480
ハイビジョン:1280×720
フルハイビジョン:1920×1080
4K:3840×2160
つまり同じ画面の大きさであれば、この値が大きければ大きいほど密度が濃くなるので画像がきれいに見えるということです。
②4K動画フォーマット
4K動画に対応したファイルフォーマットの種類はどんなものがあるのでしょうか?
■XAVC
ソニーが提唱する独自フォーマット
効率的な圧縮で画質と容量の両立を図る。
8-12bitの映像サンプリング処理を施し高い色彩再現性と決め細やかな諧調表現を実現
コンテナはMXF
●XAVC規格の主な仕様
・解像度: 4K (4096×2160/3840×2160)、フルHD、プロキシ
・圧縮方式: MPEG-4 AVC/H.264 ビデオ圧縮
・ビット数: 12ビット、10ビット、8ビット
・フレームレート: 60フレーム/秒まで(※ただし撮影では180フレーム/秒まで対応)
・カラーサンプリング方式: 4:4:4、4:2:2、4:2:0
■XAVCS
ソニーが提唱する独自フォーマット
高い圧縮率で画質と容量の両立を図る
XAVCの民生版といえる規格でMP4形式
●XAVC S規格の主な仕様
解像度: 4K (3840 x 2160)、HD、プロキシ
圧縮方式: MPEG-4 AVC/H.264
ファイル形式: MP4
オーディオ: リニアPCM、AAC
採用機種:FDR-AX1
■RAW
連番静止画フォーマット
多くのカメラにこの形式で収録できる機能が備わっている、いわゆる生データ。
非圧縮の為、データ容量はかなり大きくそのままでは扱いづらい。
RAW収録したものから編集のために変換するユーティリティ(現像ソフトとも)を備えているメーカーも多い。
■DPX
機材によって異なるRAWフォーマットに対して色情報や他の情報の機材間での受け渡しを柔軟にした形式。
圧縮率の低い静止画連番のため容量はやはり大きいが汎用性の高さがうれしい。
10bit4K@24pDPXの容量
50MB/Frame
1.2GB/Sec
70.3GB/min
4.1TB/Hour
■MotionJpeg
古い技術ではあるが、動画に転用したのは比較的最近。
CANON 1D-Cで採用されている。
連番静止画だがJpeg画像がベースのため比較的軽め。
被写体によってファイルサイズがかわる。
1フレーム完結しているデータなので欠落しても他のフレームに影響を及ぼさない。
■AVCHD
民生規格のAVCHDを4Kに転用したもの。
JVCのカメラが採用しており、一つ辺りのファイルはフルHDだが、4枚のSDカードに4分割して収録し4KClipmanagerによってそれを統合することによって4K映像にしている。
WindowsではGrassvalleyのAVCHDConverter4との連携でHQXコーデックに変換、ediusにて編集できる。
③4K動画の特徴
ようやく今年から4K放送が一部のテレビで実施されますが、ブルーレイにしても地デジにしてもまだまだコンテンツが少ない状態です。現在の4KテレビにはフルHDやそれ以下の解像度の映像を4Kに変換する機能「アップコンバート機能」が搭載されています。これによって、ある程度のレベルの映像を4Kで見ることができるようになっています。最近のブルーレイビデオの中には、4Kにアップコンバートすることを意識した高画質なものも増えており。テレビでもビデオメディアでも、ネイティブ4Kコンテンツがなくても、今でも4K映像を楽しむことができます。
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ka haru
Editor
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