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iTunesMatchって?利用する前に知ってほしいiTunesMatchのコト~デメリット編~

Apr 29,2020 • Filed to: iTunes関連 • Proven solutions

2014年5月2日に日本でリリースされ、まだサービス提供開始から1年経っていない『iTunesMatch』。様々な機能や便利な側面を持ち、既に使ってみて『いいね!』と思っていらっしゃる方がきっと多いのではないかと思います。あなたは『iTunesMatch』、使ってますか?

いいところがたくさんある『iTunesMatch』ですが、いいところがあれば、その反面わるいところもある、というのが世の常というもの。では一体どんなウィークポイントがあるのか、解説していきたいと思います。これから『iTunesMatch』を使ってみようと思っている方は、ぜひ熟読してくださいね!

音楽形式の変換について

まず、『iTunesMatch』に預けた音楽データは、元のファイルがどんな形式であれ、全て256kbpsAAC形式である、ということ。元データがこの形式より低音質のものだったら、高音質のものに置き換えられるのですからよいのですが、元データが例えばAppleロスレスのような、256kbpsAAC形式より高音質なものだった場合、『iTunesMatch』でiCloudに預けることにより、音質が低いものに変わってしまいます。音質にこだわりの有る方だったら、これは見過ごせないポイントとなってしまうかもしれません。

預けられる音楽データの長さに制限される

そして、iCloudに預けられる音楽データの長さに制限があります。2時間以上の長さの音楽データは預けることが出来ないのです。例えば『2時間以上の講義の音声を収録した音楽データ』や『2時間以上のインタビュー』、『2時間以上のラジオ番組』などはiCloudに預けることが出来ません。普段からそういった音楽データを再生している方にとって、これは致命的かもしれません。

反対に、4秒以下の短い音楽データも預けることが出来ません。例えば『4秒以下のゲーム効果音』『4秒以下のセリフ』などは預けられません。長すぎてもダメ、短すぎてもダメ。なかなか難しいです。

アップロード出来ない音楽がある

以上のことからお分かり頂けると思いますが、アップロード出来る曲は、一定の条件をクリアしているものだけなんです。長さは4秒以上2時間未満でないといけません。そして品質も、Appleが定める『一定の品質基準を満たしていない曲』はアップロード出来ません。低ビットレートのものはアップロードすることが出来ないのです。
ちなみに、Appleからは公式に、アップロード出来ない音楽データの基準について、以下のように発表がありました。

・200 MB を超える曲ファイルは iCloud にアップロードされません。
・2 時間を超える曲ファイルは iCloud にアップロードされません。
・デジタル著作権管理 (DRM) で保護されている曲は、お使いのコンピュータでそのコンテンツを再生できる場合を除き、マッチせず、iCloud にもアップロードされません。
・AAC または MP3 としてエンコードされた曲で、一定の品質基準を満たしていない曲は、マッチングされないか、iCloud にアップロードされません。

普通に市販されている歌謡曲や楽曲を再生する分には何の問題もありませんが、少し変わった音楽ファイルを再生したい方は、ちょっと気をつけたい『iTunesMatch』。基本的には便利なサービスなのですが、使い方が限られてしまう可能性がありますね。これから『iTunesMatch』を利用してみたいと思っている方は、『iTunesMatch』のメリット?デメリットをよく確認して利用を検討するといいかもしれませんね。

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