パソコンが重たい、動きが悪いという症状の原因は、システムパフォーマンスの低下です。システムパフォーマンスの低下には、スタートアップに不要なソフトが勝手にインストールされていてなおかつ常駐していてリソースを浪費していたり、まったく使われていない「ジャンクファイル」がディスクに大量に存在しディスクアクセスを阻害していたりなど、色々な原因があります。これらのうち、レジストリに不要な記述が残っていて起動時間を遅らせているという現象は、起動速度に大きく影響します。
レジストリとは、Windowsでパソコンの設定情報を収容するために使用されている中央階層型データベースです。ユーザープロフィール、設定、オプション、初期設定、コンピュータにインストールされたソフトウェア、フォルダとアプリケーションのプロパティ設定、システムにインストールされたハードウェアデバイス、使用中のポート、システムポリシー、ファイルの関連付け、などの情報が格納されています。
レジストリは、これらの項目だけでなく、プロセッサがアプリケーションやハードウェアデバイスを素早く効率的に割り当てて処理時間を節約するための、その他の詳細も保管しています。ところがソフトのインストールやアンインストールを繰り返すうちに不要なパスやリンク、破損ファイルの情報、使われていないスタートメニューの情報、残ってしまった不要なドライバー情報など、多くの無駄な情報を貯めこんでしまうケースが多いのです。
レジストリを定期的に”掃除”しないとWindowsの起動は遅くなるばかりなのですが、レジストリを手動で編集するのは必要情報も削除してシステムトラブルの原因にもなるので注意が必要です。
そこでレジストリをクリーンアップするツールが活躍します。「Power Suite Golden」はシステムメンテナンスを簡単に行うソフトです。その機能のひとつに「レジストリクリーナー」があり、レジストリのスキャン、解析を行い、「クリーニング開始」ボタン一発で不要情報を除去してくれるスグレモノです。レジストリを安全にクリーンアップする優秀なソフトなのです。
hiroshi
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