Windows 10への紹介:廃止された機能:チャーム バー、アプリ バー、OneDrive、Windows 転送ツール
2015年3月にMicrosoftから「2015年夏にWindows10の提供を開始します。」と発表があってからこの夏を楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。 2016年7月までの一年間がWindows7/8/8.1ユーザーの無償アップグレードの期間なのでこの間にきちんとアップグレードは済ませておきたいですね。
アップグレードの時期は誰もが迷うと思いますが、今後はこのWindows10をベースにマイナーチェンジを続ける形で進化するようなのでこの期間にきちんとアップグレードしておきたいところです。
1.チャームバー
Windows8から始まった「チャームバー」とはチャーム(よく使うアイコンを集めた)をまとめた縦長のバーで「共有」、「スタート」などさまざまなアイコンが用意されていました。 Windows8/8.1では画面の右側に表示されていたのですが今回のアップグレードによりWindows10からはなくなってしまいました。
チャームバーの代わりとなるものとしてWindows10ではアクションセンターが新しく搭載されてチャームバーが今まで担っていた「設定」や「共有」、「スタート」、「検索」などの操作をここでできるようになりました。
2.アプリバー
また「アプリバー」としてWindowsストアアプリで利用できていた起動しているアプリに応じて設定変更を行えたりする操作ができるバーも無くなり、Windows10からは既存のWindowsストアアプリの左上に三本線の「ハンバーガーメニュー」が表示されます。
内容はアプリによって異なりますが、設定などはこの「ハンバーガーメニュー」でおこなうようになります。
3.OneDrive
そしてもっとも大きな機能の変化として「OneDrive」の一部機能の変化があります。
Windows10でももちろんクラウドストレージアプリの「OneDrive」は搭載されているのですが目玉であった「スマートファイル」が廃止されていることがなにより大きな変化です。 OneDriveではフォルダを開いたときにクラウド上にあるファイルやフォルダがすべて表示されます。
しかしデータ自体は必要になるまでダウンロードしないという仕組みの「スマートファイル」があったおかげで容量の小さいノートパソコンやタブレットなどでとても便利に使えていたのですが、今回のアップグレードでそこの部分が使えなくなってしまったのでユーザーからはさまざまな声が出ているようです。
スマートファイル自体が「OneDrive」の大きな特徴だっただけに残念だというユーザーも多くいるようです。
4.Windows転送ツール
そのほかのものではWindows転送ツールも削除されています。
Windows転送ツールとはWindows(OS)のバージョンの違うパソコン同士の間でデータを一度にコピーするための機能です。 この機能は長い間アップグレードがある度やOSのバージョン違いのパソコンを使用する時には重宝され続けてきたのですが、「OneDrive」の機能の進化にともない必要性が薄れてしまっていた機能でもあります。
そのため今回のアップグレードをきっかけにWindows10からはWindows転送ツールが廃止されています。
今回のWindows10へのアップグレードではさまざまな機能が進化したために廃止になったものだけでなく本来そのままあるべき便利な機能が使えなくなってしまったことが大きく物議をかもしているようです。 「OneDrive」の信頼性を保つためには「スマートファイル」を廃止せざるを得なかったと説明はあったようですが、今後またどうなっていくのかはチェックしていきたいですね。
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hiroshi
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