Apr 30,2020 • Filed to: ディスク/パーティション管理 • Proven solutions
故障や本体の破損の理由でパソコンを廃棄する際に、多くの方を悩ますのが保存されているデータの消去ではないでしょうか? 廃棄したパソコンにデータが残っていると、そのパソコンを拾った誰かにファイルや個人情報などのデータを復元されてしまう上に、悪用される危険性が高くなります。 その為廃棄したパソコンのデータを復元されない様に、データをHDD上から完全に消去したいと思っている方は多いのではないでしょうか。 しかし、操作に慣れていない方や初めてパソコンを処分する方にとって、いきなり自力でデータの消去を行なうのは難しい事だと思います。 今回は、パソコンを廃棄する前にデータを消去する方法について紹介します。
パソコンのデータを消去する理由とは
パソコンを廃棄する前に消去を行なう理由は、データを悪用されないようにする為です。 パソコンには、ファイルや閲覧履歴などのデータはもちろんの事、クレジットカードの情報や住所・郵便番号と言った、個人情報もパソコン上に保存されています。 そのため、先ほども説明したように、パソコンのデータを完全に消去しないで廃棄してしまうと、そのパソコンを拾った誰かが復元ソフトを利用して、データを復元して悪用されてしまう危険性が高くなります。 これらの理由で、パソコンを廃棄する前にデータの消去を行なう必要があります。
初期化してパソコンのデータを消去する方法
メーカーやパソコンの機種によって初期化の手順は大きく異なります。 今回は例として、東芝製と富士通製のパソコンを初期化する方法を紹介します。
- パソコンをシャットダウンした状態で「dynabook」が画面表示されるまで、「0」キーと電源を同時に長押しします。
- 「製品復元メニュー」が表示されるので、「Windows7 64ビットバージョン」を選択して「次へ」をクリックします。
- そうすると、警告画面が表示されるので「はい」をクリックします。
- 「復元方法の選択」の画面が表示されるので、「初期インストールウェアの復元」を選択して「次へ」をクリックします。
- 続けて「初期インストールウェアの復元」の画面が表示されます。 「パーティションサイズを変更せずに復元」を選択して「次へ」をクリックします。
- 最終確認画面が表示されるので「次へ」をクリックして、パソコンの初期化を開始します。
富士通パソコンを初期化する方法
- パソコンを起動して、富士通のロゴ画面が表示されたらすぐに「F12キー」を押します。
- そうすると、メニューが表示されるので「トラブル解決ナビ」あるいは「Recovery and Utility」をクリックします。
- 起動した事を確認して「リカバリー」のタブをクリックします。
- 「ドライブ64ビット(工場出荷状態)の状態に戻す」のアイコンを選択します。
- 「実行」をクリックして、富士通パソコンの初期化を開始します。
このように初期化を行なえば、パソコンのデータを簡単に消去する事ができます。 しかし、初期化ではHDD内のデータは消去する事ができないので、パソコンを廃棄する場合はオススメできません。
廃棄する前に、パソコンのデータをHDD上から完全に消去したいと言う方にオススメなのが、Wondershare社から出されている高性能セキュリティソフトWinSuite(Windows版)です。 WinSuite(Windows版)は、PCに保存されているファイルや音楽と言ったデータはもちろんの事、検索履歴や個人情報など、人には絶対に見られたくないデータの痕跡を、癖の無い操作性と短い手順でパソコンから完全に消去する事ができます。 復元機能も搭載されているので、操作するのが不安な方や初心者の方でも安心して使う事ができます。
WinSuiteを使ってパソコンのデータを消去する方法
- 「WinSuite」を開いて、「プライバシークリーナー」を起動します。
- プログラムを起動すると、ドライブのスキャンオプションが表示されるので、「完全スキャン」を選択して「スキャン開始」をクリックします。
- すると、スキャンが開始するので、終了するまで少し待ちます。
- スキャンが完了後、消去可能なデータやパソコンから検出したトレースなどが表示されるので、必要な方は確認を行なってください。
- 「クリーニング開始」をクリックして、データの消去を開始します。
いかがでしたでしょうか。 紹介した方法を利用すれば、パソコンを廃棄する前にデータを削除する事ができます。 安心してパソコンの廃棄を行いたいと言う方は、ぜひ「WinSuite」を使ってみてはいかがでしょうか。
akira
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