May 08,2020 • Filed to: ディスク/パーティション管理 • Proven solutions
今の時代、プライバシー保護や防犯のため、パソコンやスマートフォン、タブレットなど、ほとんどのものにパスワードを設定することができます。また、スマートデバイス以外にも、エクセルファイルを暗号化して、保護することが可能です。 しかし、どのようにしてエクセルファイルを暗号化させるのでしょうか? 今回は、エクセルファイルを暗号化する方法を紹介したいと思います。
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エクセルを暗号化する一般的な方法
excelを暗号化と聞くと難しく思われますが、それほど難しくはありません。 誰でもすぐに、エクセルファイルの暗号化を行うことができます。 操作手順は以下の通りです。
- 暗号化させたいエクセルファイルを開きます。
- 「製品復元メニュー」が表示されるので、「Windows7 64ビットバージョン」を選択して「次へ」をクリックします。
- すると、「ドキュメントの暗号化」というダイアログボックスが表示されるので、パスワードを設定し、「OK」をクリックします。
- 設定したパスワードを再度入力し、「OK」をクリックします。
以上でエクセルファイルを暗号化する操作は完了です。 確認をする場合には手順2.まで進み、「ブックの保護」を開きます。操作が反映されていると「このブックを開くにはパスワードが必要です。」と表示されるので、エクセルは無事に暗号化されています。また、excelの暗号化がしっかりされていると、ファイルを開く時にパスワードの入力を要求されます。 暗号化にはいくつか注意する点があります。
- 暗号化したパスワードを忘れてしまうと、そのファイルは2度と開けなくなり、Microsoftでも復元することはできません。
- 住所や電話番号、クレジットカード番号などの機密情報を含んだファイルやフォルダを暗号化しても、必ずしも安全とは限りません。
- 他のユーザーとファイルまたは、パスワードを共有する場合には注意が必要です。
パスワードが意図しないユーザーの手に渡る危険性があります。また、パスワードでファイルやフォルダを保護したとしても、必ずしも悪意のあるユーザーからファイル・フォルダを保護することはできませんので、注意して下さい。
WinSuiteを利用して、エクセルを暗号化する方法
エクセルファイルの暗号化は、一般的にパソコンで行うことがほとんどです。 しかし、他にもWondershareWinSuiteというソフトを利用することで、エクセルファイルを暗号化することができます。 操作手順は以下の通りです。
- WinSuiteを起動させ、メイン画面から「Privacy と Security」をクリックします。
- 「ファイル暗号化」をクリックします。
- 「ファイルまたはフォルダの選択」にある「ファイルの追加」をクリックします。
- すると、ダイアログボックスが表示されるので、暗号化させたいエクセルファイルを選択し、「OK」をクリックします。
- 「パスワードの設定」にパスワードを入力し、「パスワードの確認」に再度入力します。
- 「名前を付けて保存」にある「参照...」をクリックし、保存場所を指定します。
- 保存場所を指定したら、テキストボックスにファイル名を入力します。
- 最後に「アーカイブ」をクリックし、エクセルの暗号化を開始させます。
以上でエクセルファイルをWinSuiteで暗号化する操作は完了です。 手順6.で暗号化させたファイルやフォルダが複数ある場合は、どうしたら良いのでしょうか。暗号化したいファイルが複数ある場合は、複数のファイルやフォルダが1つの暗号化ファイルに圧縮され、パソコンに保存されます。 また、このソフトは、パソコンのファイルやフォルダの暗号化だけではなく、SDカードやUSBメモリなどのリムーバブルメディア内にある、ファイルやフォルダも暗号化させることができます。
いかがでしょうか? エクセルファイルの暗号化は難しいと感じる方が多いと思います。しかし、思いのほか簡単にエクセルを暗号化することができます。 また、パソコンで暗号化を行うのは簡単ですが、WinSuiteを利用することでも簡単にエクセルの暗号化を行なうことができます。機会があればこのソフトを利用してみてはいかがでしょうか。
akira
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