Amazon Fire TV・Apple TV・Google Chromecast・Rokuと比較してみた
今回は、そんなメディアストリーム端末の代表的存在である「Amazon Fire TV」「Apple TV」「Google Chromecast」「Roku」を比較してみました。それぞれメリットデメリット、得意不得意がございますので、自分の使用目的に合った端末を選択するようにしよう。
本ページでは、Googleから提供されているメディアストリーミング端末「Chromecast」について、機能や使い方などを説明して行きます。
Chromecast(クロームキャスト)とは、小型メディアストリーミング端末であり、ハイビジョンテレビの HDMI端子に接続することで、Androidスマートフォンやタブレット、iPhone、iPad、MacOSまたはWindowsOSのノートパソコンなどから、お好みのエンターテイメントコンテンツを大画面テレビへ直接表示させることができます。 映画などは大画面で見ないと迫力を感じられませんし、大きな画面でコンテンツを他の人と共有して視聴したい場合などがあると思いますが、そのような時にパソコンや携帯端末の画面・コンテンツをクロームキャストを介してハイビジョンテレビへ表示できるのです。 オンライン動画配信サービスにより、15,000本以上の映画・ドラマ・アニメを月額933円で見放題で楽しめます。 Youtubeやhulu、Google Chromeを始め、MLB.TVやtwitch、LINE KIDS動画等々、対応アプリも増え続けており、今後も視聴可能なコンテンツは増加していくでしょう。 同様のメディアストリーム端末やサービスは他にもありますが、クロームキャストは本体価格が他のものと比べて格段に安いのが特徴です。 また、検索サイト最大手のGoogleというブランド力も、今後のサービス拡張を大いに期待できるという点で外せないポイントです。
価格:4,200 円(税別)
サイズ:35x12x72 mm
重量:34g
出力端子:HDMI、CEC(Consumer Electronics Control)対応
出力動画の最大解像度:1080p
無線標準:802.11b/g/n Wi-Fi(802.11n 2.4GHzのみ)
無線セキュリティ:WEP、WPA/WPA2
電源:USB
サポートOS:Android
2.3以降、iOS 7.0以降、Windows 7以降、Mac OS 10.7以降、Chrome OS(Chrome 28以降が実行されているChromebook)
ChromecastをHDMI端子に差し込み、Wi-Fiネットワークに接続することにより、PCやタブレット・スマートフォンなどからのストリーミング端末として使用できます。 主な対応アプリは以下などです。 (以下に紹介するアプリは極一部であり、対応アプリは続々と増えております)
・Google Chrome(ブラウザ画面、ウェブサイト、Google+にアップロードした動画・写真など)
・Google Play ムービー
・YouTube、dビデオ(NTTドコモ)
・ビデオパス(au)
・MLB.TV
・twitch
・LINE KIDS動画
・Hulu
・dアニメストア
・楽天SHOWTIME
・RealPlayer Cloud
・・・等々
また、PC上に保存されたメディアコンテンツをChromecastでストリーミング再生する場合は、「スーパーメディア変換!」というソフトのMedia Server機能を利用すると非常に便利です。
本ソフトはメディアサーバーとしてだけではなく、例えば動画サイトからの動画ダウンロード→編集→変換→DVD作成→ストリーミング再生などの一連の操作をこのソフトだけで実行できます。
◇必要なもの
・Wi-Fi環境(ブロードバンドインターネット接続)
・HDMI端子付きのハイビジョンテレビ (HDTV)
・Chromecast本体
◇セットアップ(パソコンの場合)
1.ChromecastをテレビのHDMI端子に接続する(TVにセットアップを促す画面が表示されます)
2.パソコンの場合は「https://cast.google.com/chromecast/setup/」へアクセスし、アプリをダウンロード・インストールします。
3.画面手順に従ってセットアップを進めて行くと、ネットワーク上のChromecastへの接続が行われ、テレビに表示されたコードの確認を行います。
4.Wi-Fiネットワークの設定で使用する「無線ネットワーク」「パスワード」「Chromecastの名前」を設定し、キャストの準備が完了します。
5.規定のブラウザで「拡張機能を追加」と表示された画面が立ち上がるので、このボタンを押し、起動されるChromeブラウザにて拡張機能の追加を実行します。
以上でセットアップが完了します。
◇セットアップ(スマホの場合)
1.ChromecastをテレビのHDMI端子に接続する(TVにセットアップを促す画面が表示されます)
2.スマートフォン(Android、iOS共に)の場合は「Chromecast」というアプリをインストールします。(App Store、Google Playで配信されています)
3.インストールしたChromecastアプリを起動し、規約に同意した後、「新しいChromecast のセットアップ」をタップします。
4.アプリから一旦出て端末のネットワーク設定(Wi-Fi設定)で「ChromecastXXXX」を選択し、アプリに戻ります。
5.「新しい Chromecast が見つかりました。」と表示されるので、あとは画面手順に沿って進めて行けばセットアップが完了します。
例として最大手のYoutubeの利用方法を説明します。
1.スマートフォンでYoutubeアプリを起動します。
2.ストリーミングさせたい動画を表示させ、画面上部のキャストボタン(□ような形をしたボタン)を押します。
3.「TVに表示」「キュー」のいずれかを選択します。(キューは動画リストとして取得し、現在キャストしている動画が終わってから次に表示させる際に使います)
※パソコンの場合はChromeブラウザでYoutubeの動画ページにアクセスし、URLの右側にあるキャストアイコンをクリックして視聴します。
今回は、そんなメディアストリーム端末の代表的存在である「Amazon Fire TV」「Apple TV」「Google Chromecast」「Roku」を比較してみました。それぞれメリットデメリット、得意不得意がございますので、自分の使用目的に合った端末を選択するようにしよう。
渡辺
著者
コメント(0)