■一番好きな本のご紹介です。
日本では1年間に7万点以上の本が発売されています。文学や小説、ビジネス書、教養書、児童書など書籍には様々なジャンルがありそれぞれの種類で人気が高い書籍も多いです。今回はそんな数ある書籍の中で小説の映画化もされたものを紹介したいと思います。
■世界の中心で愛をさけぶ 片山恭一
小説家・片山恭一の青春恋愛小説です。2004年5月に映画化されました。ドラマ化もされ、「セカチュー」として社会現象にもなった一冊です。
主人公朔太郎の高校時代の恋愛が描かれ、等身大の恋愛を感じられる物語です。人間の生と死について、また人を愛することについて深く考えさせられ、涙なしではみられない感動作品です。恋することの苦しさ、大変さ、そして素晴らしさを教えてくれるます。
■リアル鬼ごっこ 山田悠介
山田悠介のデビュー作で自費出版本として刊行されたにも関わらず、発行部数100万部を超える話題作となった作品です。2008年に映画化されました。 約千年後のある王国の話。自分勝手で我儘な王様が国で一番多い「佐藤」の姓を持つ人々を捕まえ処刑する「リアル鬼ごっこ」を計画し、その鬼ごっこに参加しなければならなくなった主人公を描いた作品です。
現実世界を思わせるリアルな描写が多く、「もし本当にこのゲームが行われたら」という恐怖を感じられる物語となっており、若い中高生に爆発的な人気となった書籍の一つです。
■ホームレス中学生 田村裕
吉本の人気お笑いコンビ麒麟の田村裕さんが幼少期から相方との出会いまでを描いた実体験を元に書いた小説です。
2008年に映画化 ある日借金のため家が差し押さえとなり家族が解散となった主人公田村少年。家を追い出された主人公が懸命に生きる姿が描かれています。お笑い芸人の作者が書いた、笑いあり涙ありの作品となっています。
■西の魔女が死んだ 梨木香歩
1996年に単行本が、2001年に文庫本が発売された小説。日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、第44回小学館文学賞受賞を受賞し、2008年6月に実写映画が公開された。
「西の魔女」と呼ばれた祖母の死をきっかけに、祖母と暮らした時間を思い出す物語です。不登校になり学校に行けなくなった主人公のまいが自然あふれる祖母の家で祖母と過ごすことで心豊かになり成長していきます。人の死について考え、時間の大切さを考えさせられます。また自分のおばあちゃんと会いたくなる作品です。
ka haru
Editor
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