配線のしかた、電源の取り方などをいろいろ調べて、苦労してなんとかドライブレコーダーの取付に成功。しかし取付位置の選定は?「フロントウインドウの上端から20%以内でいいでしょう?」と適当に済ませましたね。
実はドライブレコーダーの取付位置が、間違ったら危険につながりやすい。ここで間違っている取付方法を幾つか紹介し、あなたも、自分のドライブレコーダー取付位置が間違っていないかチェックしてみましょう。
1フロントウインドウの左側/右側に取り付け X
この取付方法では配線の設置が簡単になりますが、いくつかのデメリットがあります:
①ドライブレコーダーが撮れる範囲が狭くなり、走行中片方に事故が発生したら事後の確認ができません;
②Aピラーの死角がさらに拡大され、危険な運転に繋がりやすい;
ドライブレコーダーの活用視点からも、安全の考慮からも、下記みたいな取付方法はやめましょう。
2ダッシュボードの真ん中に取り付け X
①車半分くらいの高さに加え、ボンネットの映り込みもあるため、ドライブレコーダーの視野が狭く、本来撮れる範囲の1/2しか撮れません。
②ダッシュボードの真ん中に取り付けすると、運転者の視野を遮り、三角停止板、通行禁止提示用のロードコンが見えなくなる可能性が高い。
フロントウインドウの上側真ん中ではなく、ダッシュボードの真ん中に取付の方、ぜひ注意しましょう。
3運転席のすぐ上方に取り付け X
1のフロントウインドウの左側/右側に取り付けと同じ危険性があるだけではなく、運転中の振動などにより、ドライブレコーダーが落ちる可能性があるため、安全を第一に、運転席のすぐ上方に取り付けすることをやめましょう。
車の自動化が進んでいる現在、雨滴感知式ワイパーや、自動点灯するヘッドライト、自動防眩装置など、フロントガラスに設置されているセンサーを通して機能を実現させる仕組みがいろいろあります。
ここで、ドライブレコーダーを取り付けする際、特に知ておきたいのは、一部のセンサーは真ん中のルームミラーに設置されています。そこでドライブレコーダーを取り付けすると、センサーを遮ることになり、センサーの自動動作に影響が出ます。取り付けする前に、センサーの位置をよく確認し、避けるように取り付けしましょう。
以上、ドライブレコーダー取り付け上よく間違う4つの設置方法をまとめました。それでは、一体どこが正しい位置でしょう?下記説明図のように、バックミラーのセンサーを避けて、フロントウインドウの上端から1/5(20%以内)で取り付けするのは一番おすすめです。
上記の間違った設置方法を参照し、自分のドライブレコーダーの取り付け位置を見直していきましょう。
渡辺
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