動画をタブレットで鑑賞する方法
ニコニコ動画やYoutubeなどの動画投稿サイトが普及し、また様々なジャンルの動画配信サイトが存在する現在、動画の鑑賞はとても一般的な行為となりました。 そして動画の普及と平行して、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末の普及も進んでおります。 今では一般人がスマートフォンなどで動画を撮影し、それをPCやスマホで編集するという行為が当たり前のように行われています。 また投稿による動画の共有も広まったため、撮影・編集という行為と合わせてこれらの要素が、動画鑑賞の機会をより促進させています。 特に携帯性にも優れ、ある程度大きな画面を有しているタブレットは、まさしく動画鑑賞に最適な端末であると言えるのではないでしょうか。 しかしタブレットと言えど、全ての動画を無条件で再生できるほど万能ではありません。 そこで今回は、動画ファイルをタブレットで確実に再生できるようにする方法を紹介したいと思います。
■動画再生にはファイル形式が重要!
動画と一口に言っても、様々なファイル形式が存在します。 そしてタブレットは機種によって、再生可能なファイル形式が決まっております。 つまりタブレットで動画を鑑賞するには、見たい動画のファイル形式が最重要ポイントになるわけです。 しかしタブレットはiOSやAndroidなどといったOSの区別だけでなく、各メーカーから数え切れないほどの種類が発売されていますので、全ての機種の対応形式を一個ずつ調べるのは大変です。 でも安心してください。 現在発売されているタブレットにおいては、ほぼ全ての機種において再生可能である形式が存在します。 つまりそのファイル形式の動画を用意すれば、自分のタブレットの機種や対応ファイルなどをわざわざ考えなくても、タブレットのストレージに動画ファイルを保存するだけで再生できてしまうわけです。 これなら動画形式や端末スペックに詳しくない人でも簡単です。
ではどのファイル形式の動画を用意すればいいのかと言うと、ズバリ「MP4」です。 MP4ファイルは現在の動画界隈で主流のファイル形式であり、Youtubeやニコニコ動画をはじめ様々な動画サイトに対応している形式です。 またコーデックにもよりますがファイルサイズを小さく圧縮できますので、解像度の高い動画の画質を保ったまま容量を節約するのに適しており、タブレットなどの携帯端末への保存に最適な形式とも言えます。 そして何よりも、ほぼ全ての携帯端末がMP4動画の再生に対応していますので、タブレットでの動画鑑賞にもMP4は最適なのです。
※厳密にはコーデックにも依るのですが、話が難しくなってしまいますし、次で紹介する方法ではコーデックを気にしなくても良いですので、今回コーデックについては省略します。
■動画をMP4に変換しよう!
さてタブレットでの動画鑑賞にはMP4が最適であることは分かって頂けたと思います。 しかしもし見たい動画がMP4ファイルではなかった場合に、どうやって動画をMP4にすれば良いのか疑問に感じると思いますので、その方法を紹介します。 MP4以外の動画をMP4動画に変更するには、動画変換ソフトを使用します。 変換ソフトは色々種類がありますが、次に紹介する「UniConverter」がお勧めです。
このソフトは名前の通り、メディアファイルの変換を目的としたソフトですので、動画ファイルの変換には最適のソフトだと思います。 何よりも操作性がシンプルで分かりやすいので、初心者に大変オススメできます。 さらには出力時の設定で各種タブレットのデバイス選択ができますので、タブレット用の動画を作るために存在するソフトと言っても過言ではないでしょう。 デバイス選択の方法を含め、次で「UniConverter」の使用方法を説明しますので、ご参照ください。
■MP4動画への変換方法
1.「UniConverter」を起動し、画面左部の「動画変換」タブをクリックし、中央の+ボタンか画面へのドラッグ&ドロップで動画を読み込みます。
2.画面右側の出力形式にて、「フォーマット」→「ビデオ」→「MP4」と選択します。
※もしくは、「デバイス」→「Apple」→「iPad mini 2」や、「デバイス」→「Samsung」→「Galaxy Tab」などのように、メーカー別にお使いのタブレット端末を探して選択します。
3.画面右下の「詳細設定」にて、必要ならば「解像度」「フレームレート」「ビットレート」などの各種品質設定を行います。
※「エンコーダ」設定は「H264」のままにしておきましょう。「MPEG-4」でも大丈夫だとは思いますが、「H264」の方が主流ですので無難です。
4.画面右下の「変換」ボタンを押し、動画の変換を実行します。
以上です。 後は変換したMP4動画をお使いのタブレットに保存し、端末に搭載されている動画再生アプリで再生すれば、動画を鑑賞できます。 とは言えタブレットは普通、複数の形式に対応しているものですので、例えMP4ファイルでなかったとしても再生可能であり、変換の必要が無い場合も多々あります。 しかしMP4に変換しておけばその後他の端末に移し替えても再生はほぼ確実にできますし、MP4に変換することで動画を圧縮してファイルサイズの節約にも繋がりますので、「再生できないファイルを調べ、それだけを変換しよう」などといった余分な手間を掛ける必要はありません。 面倒なことは考えずに、「UniConverter」を使ってどんどんMP4ファイルに変換してしまいましょう。
ka haru
Editor
コメント(0)