iOS 9アップデートする前にiTunesをバックアップ！

話題の「Apple Music」を含む「iOS 9」がリリースされました。もうダウンロードして使われているユーザーも多いのではないでしょうか？

ただ、過去バージョンアップのたびにアップデート直後はいくつか不具合が出ていました。やっぱり今回の「iOS 9」アップデートに際しても不具合がいくつか報告されています。不具合の症状、データ消失など問題があります。TunesGo PlusでiTunesをバックアップする方法をご紹介します。

不具合の症状　

「Wi-Fi接続の不具合」 「今回のアップデートでまた増えた接続障害」
ただ今回はルーターをリセットすると回復するとの報告もあります。

「GPSの位置情報がズレる」
iPhoneの強制終了や位置情報のオン・オフ、ネットワーク設定のリセットなどいくつか対処法があるみたいなので不具合のあるユーザーはお試しください。

データ消失？

「そしてiTunesのライブラリ・プレイリストがきえてしまう、おかしくなる」 という不具合が比較的多く報告されています。 しかもこの不具合がユーザーにとっては一番困った現象ではないでしょうか？

「プレイリストが全て、または一部だけ消える」 「アルバムアートがなくなる、曲と合っていない」 「プレイリストが複数ある」 「ライブラリから曲が消えた」 といった不具合が見受けられるようです。

今回のこの不具合、「iOS 9」というより「iTunes 12.2」のアップデートで起こった ユーザーが多いのかもしれません。また「Apple Music」の「iCloudミュージックライブラリ」をオンにした場合にも不具合が出やすいようです。いずれにしてもデータが消えてしまったなら復元して再度プレイリスト・ライブラリを構築するしかないのではないでしょうか？

未然に防ぐには？

また一方、不具合を警戒して「iOS 9」にアップデートしていないユーザーも多いと思います。まだアップデートされていないのであれば、万が一こういった不具合が出てもすぐに復元できるようにバックアップはしっかり取っておくのが得策です。

iTunesでもバックアップは取れますが、けっこう手順が複雑で手間がかかります。 こういったことに不慣れなユーザーには「解説を読んでみても分からなかった」ということもあり得るのです。そこで他のアプリを使って簡単にバックアップを取る方法をご紹介します。

TunesGo Plus

今回使用するのはiTunesの音楽を管理するソフト、Wondershareの「TunesGo Plus」です。iTunesライブラリの整理やiPhoneとのデータのやりとり、You Tubeからの音楽のダウンロード、さらにAndroidデバイスでも使えるソフトです。

同機能を持つソフト「TunesGo」をすすめです。iPhoneやAndroidスマホとPCの間で、音楽、動画、写真などデータを転送・管理・バックアップできます。

この「TunesGo Plus」を使ってiTunesライブラリをバックアップします。「TunesGo Plus」を起動するとiTunesと連動しているのですでにライブラリが認識されています。

ライブラリをバックアアップするには「バックアップ」をクリックします。

バックアップ先を選択するにはバックアップパス選択ボックスの右端、ファイルアイコンをクリックします。選択せずそのままバックアップすればPCのDドライブにファイルが作成されます。

今回は外部ストレージ（USBメモリ）にバックアップします。

コンピューターのSP UFD U2がUSBメモリです。

バックアップをクリック。

バックアップ完了です。PCのDドライブにバックアップを選択すれば、大きなデータでもかなり短い時間でバックアップが終了します。外部ストレージは種類にもよりますがもう少し時間がかかります。

無料の試用版

「TunesGo Plus」はシェアソフトです。全ての機能を使うには購入しなければなりません。

ただし、無料で使える試用版があります。音楽の転送やYou Tubeからの音楽のダウンロードが10曲までだったりと制限があります。データの復元も購入しないとできません。しかしバックアップは試用版でも可能です。つまり、万が一に備えてバックアップしておいて不具合がでなければOK。もし不具合が起こってデータを復元しなければならなくなったなら購入、そういう使い方もアリということです。